パリのアメリカ人

【1】

【2】こちらがミュージカル映画の『巴里のアメリカ人』です。

 今回のビデオは前回の「ガーシュウィン」
の続きで「パリのアメリカ人」
(「An American in Paris」)という曲です。

「パリのアメリカ人」はガーシュウィンによる交響詩
(物語や伝説など、音楽に依らないテーマに基
づいて作曲された管弦楽曲。ガーシュウィンは
「オーケストラのための詩曲」と銘打った。)で、
ガーシュウィンがヨーロッパ旅行の際に訪れた
パリの紀行文的な標題音楽となっており、ニュー
ヨーク・フィルの委嘱を受けて1928年12月に発表
されました。

(標題音楽:音楽外の想念や心象風景を聴き手に喚起
させることを意図して、情景やイメージ、気分や雰囲
気といったものを描写した器楽曲のことをいう。)

ちなみに、1951年のミュージカル映画に
『巴里のアメリカ人』(『An American In Paris』)
という映画があります。

この映画で使われる音楽はすべてガーシュウィン
の曲です。クライマックスでは、ガーシュウィンの
「パリのアメリカ人」がBGMに流れる中、主人公とヒ
ロインが18分間にわたるダンスシーンを繰り広げて
います。

この映画はアカデミー賞作品賞を含む6部門受賞
を獲得しています。

「パリのアメリカ人」は続けて演奏される3つの
部分から成っています。
急・緩・急の構成です。楽器の編成は,サキソフ
ォンやクラクションが入る以外は,ほぼ通常のオ
ーケストラの編成となっています。

1.弦と木管楽器が軽快なステップをふむ
「フランス風」の旋律(急)

2.トランペットが緩慢に吹いて始まるブルース風
の旋律(緩)

3.トランペットが軽快に吹いて始まるスウィング
風の旋律(急)

ちょっと、長めの曲ですから、聴けるところまででも
聴かれてみてはいかがでしょうか。
(曲のみのビデオです。)