ジムノペディ 第1番

 今回のビデオ(曲)は特別好きと言うわけでもないのですが、かと
いって嫌いと言うわけでももちろんありません。ふと、この曲が思い
浮かびました。エリック・サティの「ジムノペディ 第1番」です。

『ジムノペディ』(Gymnopédies) は、エリック・サティが1888年に作
曲したピアノ独奏曲です。第1番から第3番までの3曲で構成されます。

曲名は、古代ギリシアのアポロンやバッカスなどの神々を全裸で踊り
讃える「ジムノペディア」という祭典に由来しています。

しかしサティはジムノペディアの様子を描いた静かなたたずまいの古
代の壺を見て曲想を得たため、曲は終始ゆっくりと静かです。

このジムノペディは、サティの最も初期の作品にあたるものです。ただ、
サティは誰の真似もせず、流行っているものをすぐに捨てて常に新しい
ものに進もうとするということを生涯行っていたので、ジムノペディの
後、このような雰囲気の作品は他にほとんど作曲されませんでした。

エリック・サティは、西洋音楽の伝統に大きな革新をもたらした西洋音
楽史上重要な人物の一人で、コクトーやピカソとも交流がありました。
その個性的な作曲技法から、「音楽界の異端児」、「音楽界の変わり者
」などと称されました。ドビュッシーやラヴェルらにも大きな影響を与
えました。

ピアノ独奏曲ですが、興味のある方は聞いてみてはいかがでしょうか。